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株式会社オーシャンウィングスは、iXblue / exail の製品を取り扱う企業です。

 


イクスブルーからエクセイルへ

当社が日本独占販売代理店を務めるフランスのイクスブルー社 / エクセイル社 (※)は、世界で最初に光ファイバージャイロスコープ(FOG)テクノロジーを開発、市場に投入した企業の1つであり、パイオニアとして広く知られています。

(※イクスブルー社は、ECAグループと提携し新ブランドとして2023年1月1日、exail (エクセイル)としてスタートします。)

高度な自律技術、海洋技術、フォトニクス技術の設計と製造を専門とするグローバルハイテク企業であるイクスブルー社は、30年以上の研究開発の成果と経験を活かし、幅広い分野へ拡張性に富んだソリューションを提供し、海から、陸、宇宙に至るまで展開しています。

技術の中核であるFOGは、世界最高のジャイロスコープと考えられています。


モーションを計算するために「光」を使用

FOG技術は、「サニャック効果」を利用した、モーションを計算するための受動システムです。幾重にも巻いた光ファイバコイルを介して、反対方向に同一のレーザビームを送ると、回転方向に逆らって進行するレーザビームは、他のビームよりもわずかに短い経路遅延を受けます。2つのレーザビーム間の位相シフトを測定することにより、角速度を検出することができます。イクスブルー社の光ファイバ慣性航法システムは、3軸上の回転を測定する3つのFOGジャイロスコープを内蔵しているため、3次元に回転を測定することができます。


イクスブルー社の光ファイバージャイロの特徴

・高精度

・オールインワン(3次元ポジション、方位、姿勢など)

・FOGストラップダウンテクノロジー

・可動部・回転部無し

・高い信頼性 MTBF > 100,000時間

・定期メンテナンスの必要なし

・シンプルなシステム構成

・コンパクトで軽量

・迅速な設置が可能

・直感的に操作できるウェブインターフェイス

・静粛性

・低消費電力


垂直統合により開発から販売まで一手に行う

イクスブルー社は、研究所における設計・開発から自社生産拠点での製造まで、バリューチェーンをEnd to Endで管理しています。製品の性能と適応能力の管理を行うことで、品質と優良性を保証します。


図:イクスブルー社は、自社でINSの重要な要素をすべて生産しています。


マーケットでの広い経験

イクスブルー社は、オフショア、防衛、地球科学、航空宇宙産業等のさまざまなマーケットにおいて、30年間の経験を活かしています。FOG技術について幅広い知識と経験を持っているイクスブルー社は、顧客の常に進化する要求に応えるために、高度なアルゴリズムを絶えず開発し、適応させることができます。




他の追随を許さない業績

用途に応じ拡張性に富んだ技術

光ファイバージャイロスコープは、コイルを長く直径を大きくすることで性能を上げ、幅広い性能ニーズに適応します。FOGジャイロスコープ内で使用される光学部品の技術的限界を押し上げることにより、性能をさらに向上させることができます。

 

すべてのコンポーネントを完全に精通

イクスブルー社は、自社の光ファイバやコンポーネントから、その加速度計やアルゴリズムに至るまで、システムに統合されているすべてのコンポーネントについて完全に精通しているため、同社はFOG技術の限界を押しのけて、新たな性能のピークに到達させることができます。


信頼性、ロバスト

光ファイバジャイロスコープは可動部を持たないシステムです。実際に、ディザ、振動、摩擦を引き起こし、結果として部品の摩耗および騒音を引き起こすような機械部品を持ちません。これにより、音響ステルス、システムのロバスト性、費用対効果など顧客にとって多くのメリットが確保されます。

テキスト が含まれている画像

自動的に生成された説明

極端な環境での耐性

単一の構成要素として動作し、光のみ依存するFOG技術は、衝撃、極端な温度、磁気、または振動などの外部破壊に耐性があります。そのため、極端な環境で動作する、またはセンサからの高い反応を期待するような、衛星、潜水艦、長距離砲、深海ロボット、および車両に装備されています。


関連リンク:

エクセイル社ホームページ
イクスブルー社ホームページ
イクスブルー社マガジン(iXnews)
YouTube (イクスブルー本社)
YouTube (光ファイバージャイロスコープ技術の紹介)
YouTube (水上ドローン Drixの紹介)
YouTube (水中無人化のためのソリューション)
YouTube (海底オペレーションへのソリューション)
YouTube (SAIL GP, ATLANS A9の紹介)
YouTube (3軸モーションテーブル)