2025/07/23
Caracal 4×4車両に1000台を超える慣性航法装置を搭載
2024年6月17日
サンジェルマン・アン・レー、フランス、2024年6月17日 – Exailは、ドイツ陸軍のCaracal 4×4車両に統合するために、Advans Ursa慣性航法システム(INS)の1004台を供給するラインメタル社との主要契約を結びました。この契約は、ラインメタルが最近、ドイツ軍とオランダ軍に3,000台以上のCaracal空挺車両プラットフォームを提供するという大規模な契約に続くものです。
Exail社の光ファイバージャイロスコープ(FOG)技術に基づいて構築されたAdvans Ursaは、戦術的なナビゲーション用に調整されたコンパクトで費用対効果の高いINSです。厳しい環境でも正確で信頼性の高いナビゲーションデータを提供し、Caracal の車両は、時間や距離に制限なく、完全な GNSS が受信できない状況でも正確にナビゲーションできます。これらの機能に加えて、所有コストが非常に低いため、Advans Ursaはすべての戦術車両フリートに適しています。定期的なメンテナンスが不要なプラグアンドプレイデバイスとして、現場での迅速な交換や設置が可能で、特殊部隊の作戦、兵站任務、空挺編隊のサポートなど、カラカル車両の多様なタスクをサポートします。
「ドイツ陸軍のカラカル車両にAdvans Ursa INSを供給するために選ばれたことに感謝しています。このパートナーシップを通じて、ラインメタルとドイツ陸軍の運用目標を達成するための支援に対するコミットメントを再確認します」と、ExailのセールスディレクターであるJens Higgenは述べています。「この重要な受注により、当社は陸上防衛部門の主要なプレーヤーとして位置付けられ、ナビゲーションソリューションの品質と性能が強調されています。」
この受注は、Exail社にとって陸上防衛分野における重要なマイルストーンであり、リーディングプロバイダーとしての地位を確固たるものにするものです。また、Exail INSを装備したExailの軍隊のポートフォリオを拡大し、フランス、ポーランド、スペイン、デンマーク、チェコ、ウクライナ、セルビア、イギリスの軍隊などのクライアントが加わってきます。